2017/03/12

穏やかな昨日に感謝…2017年3月11日~東日本大震災七回忌~

おはようございます。

東日本大震災から6年、七回忌だった昨日。
私の住む街では、風は冷たいけれど、青い空と温かな陽射しがありました。

友人の住む仙台は雪の朝だったそうです。

あの日、地震が発生して、乗っていた電車の車内で
何度も繰り返し大きく揺れを感じながら不穏で不安な時間を耐えて
家までの道のりを10時間以上掛かって歩く道すがら
急激に冷え込んだ途端に「雹(ひょう)」が降り注いだ

「原発が壊れたらしい」と途中のコンビニ付近で人伝に聴いた

ただひたすら「家に戻らなければ」と思っていたあの夜
停電の暗闇の中、明け方に鳴った電話機の復旧した「ピー」という音が
「世界が息を吹き返したような音」に聞こえた

朝が明けてから「昨日」を知って愕然とした日

昨日は、ここへ言葉を綴りたくなくて
代わりに14時46分を迎える前に、お写経の文字を書き続けていた。

書きながら、昨年改めて色々知る切っ掛けとなった
お写経の「文字」に籠められた教えの意味を思い出しながら

「あの日」からズッと、今も変わらない「想い人」を遠く近く想いながら

庭に出て見つけた、草むらに埋もれるように咲いてる
丈の低い水仙の花を見て

あの日から長い間、どんな言葉も無力で虚しくて
それでも「何かしたくて」、庭先や道端に咲く小さな花の姿と
その花言葉に、自分も勇気を貰いながら、
ここに書き続けていたんだっけな…って事も思い出してた。

今朝、最近また急激にハマってしまった「寺山修司」のBotさんが呟いた言葉に
あの頃「題名の無い音楽会」で「佐渡裕さん」が紹介された
「歌劇キャンディード」の「僕らの畑を耕やそう」を思い出した。

【寺山修司】
きみは
荒れはてた土地にでも
種子をまくことができるか?

きみは
花の咲かない故郷の渚にでも
種子をまくことができるか?

きみは
流れる水のなかにでも
種子をまくことができるか?

たとえ
世界の終わりが明日だとしても
種子をまくことができるか?

恋人よ
種子はわが愛


【キャンディード・僕らの畑を耕やそう】
CANDIDE
You've been a fool and so have I,
But come and be my wife,
And let us try before we die
To make some sense of life.

We're neither pure nor wise nor good;
We'll do the best we know.
We'll build our house, and chop our wood,
And make our garden grow.

CUNEGONDE
I thought the world was sugarcake,
For so our master said;
But now I'll teach my hands to bake
Our loaf of daily bread.

CUNEGONDE, CANDIDE
We're neither pure nor wise nor good;
We'll do the best we know.
We'll build our house, and chop our wood,
And make our garden grow.

キャンディード
僕らは二人とも愚かだった。けど、結婚しよう。
そして、二人が死ぬまでに、人生に意義を見つけよう。

僕らは二人とも純粋でも利口でも善人でもない。
ベストを尽くすだけだ。
僕らの家を建て、木を切って、庭を育てよう(「畑を耕そう」という訳もあり)

クネゴンデ
人生は砂糖のケーキだと思ってたわ。先生にもそう教わった
けど、今からは、自らの手で日々のパンを焼くわ。

そう…、私たちは誰だって、そんなに純粋でも利口でも善人でもない。死ぬまでに人生の意義を見つけられるように、ベストを尽くしすだけだ。何度でも種をまき続けて生きてきたし、生きていくんだ

これから先、あまりにも厳しい環境に変わって行きませんように
例えば厳しい環境に見舞われても「あの日」からのことを無にせずに
みんなが諦めずに、新たな種をまき続けていけるように。

昨日は、懸念していた大きな余震が起きなかった。
鎮魂の日を、少しでも穏やかに過ごして貰えた事がなによりホッとした。

いつも想っているよ…。

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